2024/01/12 14:25
愛犬がしきりに体をかいたり、手足を噛む"カイカイ"は、免疫力の低下が原因かもしれません。
犬の皮膚にはバリアが必要
犬の皮膚は、外部からの刺激や病原体から体を守るバリア機能を備えています。このバリア機能が低下すると、皮膚炎や感染症などの皮膚トラブルを引き起こしやすくなります。
犬の皮膚のバリア機能は、主に以下の3つの要素によって構成されています。
角質層
角質層は、皮膚の最も外側にある層で、タンパク質の一種であるケラチンでできています。角質層は、皮膚の水分蒸発を防ぎ、外部からの刺激から皮膚を守る役割を担っています。
皮脂
皮脂は、皮膚の奥にある脂腺から分泌される油脂です。皮脂は、角質層を柔らかく保ち、外部からの刺激から皮膚を守る役割を担っています。
常在菌
皮膚には、常在菌と呼ばれる細菌が存在しています。常在菌は、外部からの病原菌の侵入を防ぐ役割を担っています。
皮膚のバリア機能を維持するためには、必須脂肪酸やビタミン、ミネラルなどの栄養素をバランスよく摂取し、免疫機能を高めることが大切です。
免疫機能の維持におすすめのサプリメント
その他にも、適度な運動、紫外線対策、ストレス対策など、常に愛犬のバリア機能と免疫力が維持できるようにすることが大切です。